11月15日の当日、東京から早朝に出発するも天候は朝から曇って、結構寒かった。今日のスーパー耐久第7戦の舞台は、ツインリンクもてぎです。車を飛ばして、もてぎへGO!
スーパー耐久レースとは限りなく一般市販車に近いクルマで競い合うハコレースでスーパー耐久レースと呼ばれるこのレースの前進は、1990年からスタートしたN1耐久レースとなります。N1とは、FIA(国際自動車連盟)が定めた”グループN規定 = 連続した12ヶ月間で2500台以上生産された車輌”に準拠し、日本国内で判定した車輌規定だったのです。つまり、一般量産車をベースとし、改造制限が厳しく設けられたレースだった。その後、長丁場となる耐久レースを安全に戦いぬくために、オイルクーラーなどの設置が認められるようになり、N1のレギュレーションの枠組みを超える規定が設けられたため、そこから「スーパーN1」と呼ばれるようになった。そして、1998年には一般市場とレース市場の活性化を果たすため、市販エアロパーツなどの装着を可能にするレギュレーションも追加されたことで名称を変更。ここから現在に至る「スーパー耐久」シリーズがスタートすることになった。
今回は通常のレースを土曜日になり、日曜日にスーパースピードウェイでオーバルバトルが開催となり、普段のレースとは違うタイムスケジュールとなっています。そのW(ダブル)開催のポスターです。
大会概要は次のとおり。
【大会名】スーパー耐久シリーズ2008第7戦
【開催地】ツインリンクもてぎ、M.O.S.C
【開催日】予選・決勝2008年11月15日
【レース距離】500km
スーパー耐久協会公式サイト
ツインリンクもてぎ公式サイト
開催クラスはSTクラス1/STクラス2/STクラス3/STクラス4/STクラスSportの5クラスに分けられ、主に排気量の違いで各クラスへと振り分けられます。レースフォーマットは1回のイベントで400km以上を走破する耐久レースのみということで、ドライバーは2名、または3名。イベントによっては4名登録まで可能で7月の北海道の風物詩となっている十勝24時間耐久レースも、このスーパー耐久シリーズの中の1戦として開催されます。前述したように、参加車輌が限りなく一般車輌に近いため、愛車を近い仕様に改造して楽しむことも可能ということもあり、ファンは多い。また、国内のワークスチームの参戦ではなく、トッププライベーター同士の戦いが多いため、例年通り、ポイントランキング争いは激化の一途を辿っている。
スーパー耐久シリーズ2008 第7戦「もてぎスーパー耐久500km」予選
予選は、STクラス1はJohan Adzmi/谷口信輝/片岡龍也組(PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE)がPP、Fariqe Hairruman/柳田真考/吉田広樹組(PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE)が2番手と2台のBMWがフロントローからスタート。STクラス2は服部尚貴/松本達哉/白坂卓也組(眠眠打破ランサー)がPPを獲得。STクラス3は井入宏之/赤鮫オヤジ/宮城光組(TRACY SPORTS eeiA NSX)がPP。STクラス4はポイントトップの井尻薫/黒木英春/黒木健治組(AGY ingsインテグラ)はPPとなった。
S耐【ロードコース】公式予選 総合正式結果はこちら
JEWEL SuperGerls2008(左)
スーパー耐久レースイメージガール
スーパーガール2008JEWEL
ピットウォークは、もちろんのことサーキットイベントや写真撮影会等、様々な活動でレースを盛り上げスーパー耐久を広くPRする役割を担って、TV、雑誌等でも幅広い活躍をしています。思わず、「パチリ!」
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熱心なファンで一杯の、決勝前のピットウォーク |
The Super Girlsスーパー耐久シリーズ2008
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ポールポジションのペトロナス28号車 |
スタート直前のコントロールタワーより |
レース中はキャンギャルオンステージ等、楽しいイベントが盛りだくさん。
スーパー耐久イメージガール2008、JEWELもライブステージを行っていました。Level-Rイメージガールトークショー、君恋girls、TRMイベントステージ もてぎエンジェルキャンギャルオンステージなどなど。
スーパー耐久シリーズ2008 第7戦「もてぎスーパー耐久500km」決勝レース
STクラス1はHairruman/柳田/吉田組が今季3勝目。STクラス2は服部尚貴/松本達哉/白坂卓也組(眠眠打破ランサー)が最後まで後続を抑えきりポール・トゥ・ウィンを達成!STクラス3は予選2番手スタートの小林且雄/村田信博/井上貴志組(FINA ADVAN M3)が終盤トップに立ち、そのまま逃げ切りトップチェッカーを受けた。
STクラス4は、ポイントトップの井尻薫/黒木英春/黒木健次組(AGY ings インテグラ)がポール・トゥ・ウィンを達成しました。
S耐【ロードコース】決勝正式結果
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トップを疾走する28号車 |
レース終了後にコース上にクルマが並んで...かっこいい! |
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STクラス4表彰式 |
STクラス3表彰式 |
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STクラス2表彰式 |
STクラス1表彰式 |
STクラス2シリーズでは、シーケンシャルエンドレスアドバンランサーの和田久/砂子塾長/HINOK組が5位入賞で王座獲得。このレースで引退を決めていた砂子塾長には最高の花道だったのでは・・・。
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恒例のシャンパンファイト! |
スーパー耐久シリーズ2008 第7戦「もてぎスーパー耐久500km」決勝レース
STクラス1はHairruman/柳田/吉田組が今季3勝目。STクラス2は服部尚貴/松本達哉/白坂卓也組(眠眠打破ランサー)が最後まで後続を抑えきりポール・トゥ・ウィンを達成!STクラス3は予選2番手スタートの小林且雄/村田信博/井上貴志組(FINA ADVAN M3)が終盤トップに立ち、そのまま逃げ切りトップチェッカーを受けた。STクラス4は、ポイントトップの井尻薫/黒木英春/黒木健次組(AGY ings インテグラ)がポール・トゥ・ウィンを達成しました。
S耐【ロードコース】決勝正式結果
スーパー耐久シリーズ2008シリーズ表彰式 atホテルツインリンク
レース後に年間のシリーズ表彰式がホテルツインリンクの会場で行われました。
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レースクィーンも入りでお出迎え、開場です |
会場でご歓談 |
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STクラス4シリーズ表彰式 |
STクラス3シリーズ表彰式 |
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STクラス2シリーズ表彰式 |
STクラス1シリーズ表彰式 |
「スペシャルレース スーパー耐久オーバルバトル」決勝レース
11月16日(日曜日)開催されました。スーパー耐久初のオーバルバトルは小雨のなか予選・決勝が行われ、この記念すべきレースを制したのは予選2番手からスタートし、その後、残り5周で逆転した#50 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
Fariqe Hairruman/柳田真孝/吉田広樹組。
「正式にシリーズに入れてほしいなぁ。」と思うほど、スリリングで観て楽しいレースでした。やっぱりスタンドから全部見えちゃうレースは、本当におもしろい!来年も観に来るぞ~!
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スタート前、PPはペトロナス28号車 |
スタート前、PPはペトロナス28号車その2 |
ただ、昨夜からの
雨が小降りですが降ったり止んだりです。
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オープニングセレモニー |
決勝スタート直前 |
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雨の中観戦する熱心なファン |
ローリングスタートでレースがスタート |
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1コーナーシケイン |
オーバルバトルは小雨のなかではありましたが11月15日、16日とツインリンクもてぎで楽しく観戦させていただきました。
S耐【オーバルバトル】 公式予選総合正式結果
S耐【オーバルバトル】 総合正式結果はこちら
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